ランサムウエア “WannaCrypt” に関する注意喚起
投稿日:2017年05月18日
テレビでも注意喚起されているランサムウェア「WannaCrypt」の大規模な攻撃が、全世界で確認されました。
脆弱性を悪用してネットワーク内に感染を広げる特徴を持ち、国内においても被害が発生しています。
このマルウェアは、Windows端末内のデータファイルを利用者の意図に反してデータを暗号化し、復旧することを
交換条件に約300ドルをBitcoinによって支払うよう要求してきます。
※ランサムウェアとは、「Ransom(身代金)」と「Software(ソフトウェア)」を組み合わせた造語です。
感染したパソコンに特定の制限をかけ、その制限の解除と引き換えに金銭を要求する挙動から、このような
不正プログラムをランサムウェアと呼んでいます。
日本語など27カ国語に対応しており、世界規模で攻撃を展開。
米国、イギリス、フランス、スペイン、ロシア、台湾、日本など、少なくとも74カ国において、
すでに数万件規模の感染が報告されています
マイクロソフトは、ランサムウェア「WannaCrypt」の発生を受け、サポートが終了した
OSに対するアップデートも急遽公開!
同ランサムウェアは、ウェブやメール経由にくわえ、ネットワーク内の他感染端末を経由し、
アップデートが行われていない脆弱な端末に感染するおそれがありますので、Windowsの
アップデートは必ず行ってください。
わからないことがあれば、是非弊社までお問い合わせください。